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​Category

Installation / Interactive

​Client

Ricoh 3L

RICOH 3Lが提供する新しい時代の「会う」を提起する未来空間「RICOH PRISM」の新没入アートコンテンツ、「ANIMA」の制作。

Ricoh Prism:
​Anima

「ANIMA」はデジタルに変換された体験者と「会い」、知覚を再起動する20分間の没入型体験デジタルアートです。

RICOHの複合機から着想し、体験者のANIMA=魂を記録し、データに置き換え、主観と客観の視点で見つめ直し、記録し、知覚を再確認・再構築する。圧倒的な没入体験により脳と知覚をリフレッシュさせ、デジタルに変換した自分や他人を様々な角度から客観的視点で観察します。RICOH PRISMの360°の映像と立体音響が知覚を刺激し、最先端3Dセンシングを使って異世界を作ります。

メタバースなどのこれからのデジタルな近未来で、何が自分なのか、デジタルワールドでの自分の意識や知覚は何なのか、デジタルワールドにANIMA=魂は存在するのかを問います。

Credit

Director / Animator / Visual: YUSUKE MURAKAMI (3AND)
Music Composer: HAL CA
Music Producer: HAL CA / GIKYO NAKAMURA (LADER)

Project Producer: HARUKI MURATA
Lead Programmer / Animator: YUUYA KATOH
3D Sensing: YUTA KIMURA / HIROKI MATSUSE
Approach Lighting Programmer: MOE AMINO / ALEXANDER REEDER

Archive Film:
Director  Of Photography: YASUHARU SASAKI
Still Photographer: YASUHARU SASAKI

Client: RICOH 3L, RICOH PRISM

Project url: www.prism.ricoh/anima/

Digital soul in a blurry world

体験者のANIMA=魂が変換されバラバラになり、再構築された世界。ここではANIMAは色の空間に溶け込み空間と一体となります。自分は1つの個体ではなく、空間で共有されます。0と1のビットの世界ではなく、これからのANIMAはさらに高次元の境界のないブラーの様な世界に存在します。メタバースが浸透する何十年後には不確定性原理の構造の中でANIMA=魂=自分はどの様に存在していくのでしょうか?それぞれ同じ存在なのでしょうか?ANIMA=魂はデジタルに変換できるのでしょうか?

5 Stages to reset your soul

Stage 01 – Dive:
深層心理に降下します。自分のANIMA=魂に対面するための準備です。

 

​Stage 02 – Scan:
自分の表層部分と深層部分のANIMAをスキャンし空間と共に記録します。

Stage 03 – Anima: 
自分のANIMAと対面します。様々な次元、大きさ、時間などを通して自分や他者のANIMAを主観と俯瞰の両方の視点で見つめ直します。

Stage 04 – Deconstruction:
自分のANIMAを送信・変換します。一度バラバラに壊し、自分の知覚を最適化・再構築するプロセスです。

​Stage05 – Reconstruction:
再構築された世界。ここではANIMAは色の空間に溶け込み空間と一体となります。知覚を最適化・再構築しANIMAをリセットします。

Data analysis

最先端の3Dセンシング技術を駆使し、体験者のさまざまなデータを記録し、観察します。体験者の移動や動き、誰と一緒に体験しているのかのデータを蓄積し、過去の自分のデータや他人の体験データを見ることが出来ます。それぞれの体験者のデーターに色が配色され、体験回数や一緒の体験者の色などによって変化します。センシングによって出来た自分のANIMA=魂はさまざまな大きさや角度や神の目から観察し、新たな発見を促します。プログラム終了に体験者の体験データ(データの保存されたディレクトリなど)を表示し、自分の魂はデータになったことを再認識します。

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