Heidee Winery:
​Clara 2020

能登半島にある海と山に囲まれた稀有なワイナリー「HEIDEE WINERY」の新作ワインのブランディングを担当しました。シャルドネ100％で新しい方法で作った力作のワイン。透き通るような風のような白ワインを試飲した時に、雲のような海のようなラベルを作ろうと思いました。CLARA とはラテン語の「CLARUS」という言葉から来ていて「明るい、光り輝く、著明な、立派な」という意味があり、このワインにぴったりだと思います。
唯一のお題は「時を感じれるもの」。ハイディワイナリーの白ブドウを培養したカビの写真を使い「凝縮された時」を表現しました。カビの写真が能登半島に見えたり、スイスの雲に見えたり、ワインのシミだったり、さまざまなものを想像させます。カビの実験では白葡萄、赤葡萄、ワイナリーの土、ワインの葉っぱなどさまざま試し、まるで理科の実験の様でした。